新型iPad Proのレビュー
iPad Proが欲しい、気になっている
iPadの使用感が気になる
iPad Proはどんな人に向いてる?
この記事はこんな人に向けた記事です。
今回発売されたiPadは見た目からもう僕の物欲を刺激していて、気づいたら購入ボタンを押していました。
僕は今まで無印iPadの第三世代しか使ったことがなく、そのiPadもほぼそんなに使っていませんでした。
手に入れたiPad Proは、昔のiPadよりも見た目がだいぶスタイリッシュになっていて、ガジェット大好きな僕にとってはたまらない見た目。
今回は僕の物欲を刺激したiPad Pro(第三世代)11インチをレビューします。
今回買ったiPad Pro 11インチの特徴
新型のiPad Pro(第三世代)のスペックは以下の通りです。
今回僕が購入したのは、11インチの容量128GBです。
ワンサイズ上の12.9インチのほうが、画面サイズやディスプレイの綺麗さに差がありますが、僕は持ち歩くことを考えていたので11インチにしました。
M1チップ
iPad Proの大きな特徴はM1チップを搭載したということです。
M1チップというとMacBookAirに初めて搭載されたApple製のチップです。
M1チップは、処理性能がかなり高いので従来のiPadと同じ見た目でも中身が大幅に進化を遂げています。
動画編集などの重い作業も難なくこなせるスペックになっています。
iPad Pro(第三世代)11インチを選んだ理由
今回僕は11インチのセルラーモデルを選びました。
理由として
持ち運びをしやすいサイズ
イラストも描きたいがそれがメインではない
外でブログ執筆をしたい
11インチが一番求めているものに向いていた
今回の新型iPadは11インチと12.9インチの2サイズ展開です。
12.9インチは大きいのであらゆる作業に向いているのですが、持ち運びを考えると大きすぎると思い11インチを今回チョイスしました。
11インチサイズはA4サイズなので持ち運びに優れています。
片手でも持ちやすいサイズで外でも電子書籍やブログ執筆に非常に向いているサイズです。
iPadを使ってよかった点
僕がiPad Proを使ってみて、いいなと思った点をあげてみます。
操作する上でカクつきなど一切ない
持ち運びしやすいサイズなので外でブログ執筆が可能
ほぼ大きいiPhoneなのでiPhoneユーザーなら操作は新たに覚える必要はない
外でイラストを描いて投稿まで可能
パソコンと同じような使い方ができる
電子書籍を読む際もベストなサイズ
操作する上でカクつきなど一切ない
さすがのiPad Pro、カクつきが全くありません。
さらにProMotionの機能があるので、ネットの閲覧など今までにないぐらいスムーズにできます。
この機能の恩恵があるのはゲームとお絵描きが最大限ProMotionの恩恵が得られます。
Pro Motionテクノロジーとは?
Pro MotionはiPad Proに搭載されている機能で、リフレッシュレートが最大120Hzとなり画面の動きがスムーズになります。
リフレッシュレートは一秒あたり表示する枚数で60Hzは一秒あたり60枚、120Hzは一秒あたり120枚表示されます。
外でイラストを描いて投稿まで可能
イラストを描く際には、イラストソフトを使っている方がほとんどだと思います。
代表的なのは、「Clip Studio」、「Adobe Illustrator」です。
それらのソフトはiPadアプリにあるので使うことが可能です。
外で描いてそのままTwitterなどにも投稿することが出来ます。
パソコンと同じようなことが使い方ができる
iPadの操作感はiPhoneにかなり近いですが、出来ることはiPhone以上です。
iPadは画面タッチが出来るパソコンといった感じでしょうか。
ネット検索はパソコンと同じで、スマホのような簡略化されていない状態で検索ができます。
パソコンとの大きな違いとしては、ウィンドウを複数開くことのできる作業効率にあります。
ですが、iPadにも似たようなことが可能でSplit Viewという機能があります。
その機能を使えば、アプリを開きながら別のアプリを開くことが出来るのでパソコンに近いことが可能となっています。
電子書籍の画面が大きくて見開きの見ごたえがすごい
iPad Proは11インチのタブレットですが、電子書籍を見るのに非常に向いています。
A4サイズなので書籍では小さい文字のサイズの本も大きな文字で読めます。
漫画の見開きは迫力がすごくてもうiPhoneで見ることが出来なくなるくらいです。
iPadを使ってみて感じた気になる点
iPadはWindowsユーザーの場合、慣れていないとちょっと違和感を感じます。
設定をしっかりしないとちょっと使いづらい可能性がある
Windowsユーザーが使うとショートカットキーや配置に悩まされる
ライブ変換は便利だが、Windowsユーザーは最初戸惑う
設定をちゃんとしないと戸惑う
iPadは設定をちゃんとすることによってより使いやすくなります。
ホーム画面のウィジェットなどを設定するとより使いやすくなります。
トラックパッドをタップでクリック | 設定 → 一般 →トラックパッド →タップでクリックをスライド |
---|---|
メモの書き出しをタイトルにしない | 設定 → メモ → 新規メモ開始スタイル → 本文 |
スクリブル機能のオフ | 設定 → Apple Pencil → スクリブルのオフ |
ショートカットキーやキー配置に悩まされる
ショートカットキーがWindowsとは違います。
ショートカットのためのキーのデザインが記号すぎて覚えるまでわかりません。
commandキー (⌘)
optionキー (⌥)
shiftキー (⇧)
controlキー (⌃)
iPadはブログ執筆に使える?
iPadはブログ執筆に使えます。
iPadの画面で表示されるキーボードだと厳しいので、純正のキーボードかBluetoothキーボードがあると便利です。
iPadからCanvaを使用することも可能なので、iPadだけでブログに関することはなんでもできます。
Canvaとは?
WEBブラウザ上で画像の作成、編集などが可能なアプリ。
素材やフォントが最初からかなり豊富に用意されているため手軽に画像を作成できる。
https://www.canva.com/
一緒に買ったアクセサリ
今回iPad Proを購入する際、一緒に購入したアクセサリーも紹介します。
Magic keyboard
Apple Pencil
ペーパーライクフィルム
Magic Keyboard
トラックパッドがついたタイプの純正キーボードです。
値段は11インチ用のもので34,980円(税込)とめちゃくちゃに高いです。
値段はかなり高いですが、質感や操作感も値段相応の実力はあると思います。
iPad Proの背面に付いた磁石を使ってMagicKeyboardにくっ付けます。
欠点としては、横画面にしか対応していないので縦で使いたいときには外すかキーボードごと縦にする必要があります。
Apple Pencil(第二世代)
値段は15,950円(税込)とスタイラスペンにしては高めです。
イラストを描く予定のため購入しました。
タイムラグも少なく傾きや筆圧も検知してくれるのでiPad Proでイラストや文字を描くときには必須なツールです。
ApplePencil(第一世代)もありますが、対応機種と使いやすさが違います。
ApplePencil 第一世代と第二世代の違い
ApplePencil(第一世代) | ApplePencil(第二世代) | |
充電方式 | Lightningコネクタ | ワイヤレス充電 |
便利機能 | – |
ペンをダブルタップでツール切り替え 充電残高をiPadで表示 |
値段 | 11,880円(税込) | 15,950円(税込) |
ペーパーライクフィルム
今回はNIMASOのペーパーライクフィルムを選んでみました。
ペーパーライクフィルムはiPadの画面を紙のような質感にできるフィルムです。
質感が紙に近くなるので、iPadのツルツルとした質感よりもペンの描き心地がアップします。
このフィルムはガラスではなく普通のフィルムなので貼りづらさがあります。
イラストを描いたりする予定がなく描き味が気にならない方は、ガラスフィルムを選んだ方が貼りやすくていいです。
およそ三か月くらい使ってみての感想
iPad Pro2021を購入しておよそ3ヶ月程たったので感想を書いてみます。
持ち運びがめちゃくちゃしやすい
軽めでサイズもちょうどいいのでカフェとかの小さいテーブルでも最適
参考書など文字がメインの電子書籍が読みやすい
漫画だけでなく、文字も大きく読めるので目の疲れが少なく長時間読める
手書きでメモを取るときに紙と全く同じ感覚で書ける
メモを取る時に紙を取るよりもiPadでサクッと書いたほうが、iPhoneと共有できるし直感的でいい
ライティングが非常にやりやすい
iPadとMagicKeyboardはライティング作業にベストと言えるぐらい完璧
電子書籍を読む際にMagicKeyboardだと読みづらい
MagicKeyboardは縦にできない構造なので別のケースに変えるかケースから外さなきゃいけないのがめんどう
ApplePencilがマグネットでくっつくがカバンに直入れすると外れる
たまに直入れするとペンが行方不明に。ここは専用ケースを買えば即解決
M1チップが現時点ではオーバースペック
iPadOSで出来るアプリでは現状M1チップを最大限活かすことが出来ません。
従来のiPadと出来ることは同じ事なので、せっかくのM1チップなのにもったいないなぁと思います。
やはり一番大きいのは、M1チップの性能をiPad OSだと最大限活かせないことだと思います。
オーバースペックであること自体はむしろ嬉しいのですが、せっかくのiPad Proなので今後のアップデートで、従来のiPadとは全く違ったことが出来ればよりiPad Proの必要性が増すかなと思いました。
さいごに:iPadは持ち運びするなら最高に使い勝手のいいデバイス
僕が魅力を感じたiPad Pro2021 11インチを紹介しました。
外に持ち歩いてなにかをするのであれば、軽さも含めてノートパソコンよりも最適な選択であると言えます。
A4サイズの持ち運びがしやすい11インチ
重量も軽いので色々なところに持っていきやすい
ペーパーライクフィルムと合わせると紙に負けない描き心地
イラストなどに最適
メイン機として十分すぎる性能と使い勝手
今はiPadで大体のことが出来てしまうのでほとんどの人にオススメできる
パソコンでiPad Proと同等の11万円クラスだと、中古じゃないとかなりそこそこのスペックのものを買うのは難しくなってきます。
iPadがここまで進化するとノートパソコンの必要性がどんどん減っていくのを感じた今回のiPad Proは、色々な人にオススメが出来る最高の製品だといえます。
気になる方は是非一度展示品を触ってみてください。