Panasonicの高級オーディオブランド「Technics(テクニクス)」から発売された完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60」が2021年10月15日に発売されました。
前モデルの「EAH-AZ70」から約一年半ぶりの新製品となっています。
今回はそんな「Technics」の最新モデル【EAH-AZ60】を購入したのでレビューしていきます。
- EAH-AZ60のことが分かる
- どんな人にオススメかが分かる
EAH-AZ60
音の解像度が高い
音にくせがなく聞きやすい
高級感がある
LDACの音質で再生できる
デザイン
音質
機能
コスパ
高音 | |
中音 | |
低音 | |
音の解像度 | |
ノイズキャンセリング | |
外音取り込み機能 |
EAH-AZ60の概要
「EAH-AZ60」の特徴などを紹介してみます。
【EAH-AZ60】はIPX4の防水性能を持っています。
IPX4:あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない
急な雨や運動時の汗でも問題なく使用することができるよ
(イヤホンのみ)再生時間 | 約7.0時間(ノイズキャンセリングON,AAC) 約7.5時間(ノイズキャンセリングOFF,AAC) |
(イヤホン+ケース)再生時間 | 約24時間(ノイズキャンセリングON,AAC) 約25時間(ノイズキャンセリングOFF,AAC) |
Bluetooth規格 | Ver.5.2 |
対応コーデック | SBC,AAC,LDAC |
EAH-AZ60の外箱と付属品
EAH-AZ60の外箱と付属品を紹介します。
表面です
裏面です。
裏面には主な機能等が描かれています
底面です
蓋を開けるとこんな感じです。
流石のTechnics、中身も高級感がありますね。
EAH-AZ60本体
イヤーピース(XS2,S2,XS1,S1,M,L,XL)
Type-Cケーブル
取扱説明書
注意書
付属品一覧です。
イヤーピースが7サイズ分付属しているのが嬉しいところ
EAH-AZ60の本体
EAH-AZ60の本体を紹介します。
EAH-AZ60の充電ケースです。
プラスチック感の少ない手触りの良い質感で高級感を感じさせます。
ツルツルしていないので滑って落とすこともなさそうなのもGOOD
サイズ感としては10円玉約3個分くらいでコンパクト
重さとしては、充電ケースとイヤホン合わせて51gと軽めですね。
蓋を開けました。
蓋の開け閉めは質感の良さを感じさせます。
イヤホン本体はマットブラックと少しツヤ感のある反射の少ないブラックを採用しています。
デザインもシンプルで高級感があります。
EAH-AZ60のレビュー
EAH-AZ60の使用感などをレビューします。
音質
高級オーディオブランドであるTechnics、素晴らしい音質です。
個人的な感想としては、全体的にバランスが整っていて解像度が高く聴いていて気持ちの良い音を鳴らします。
弱点と思える部分はバランスが整いすぎてるので、低音が好きな方には物足りないかなと感じました。
低音が好きな方はBOSEの方がオススメですね。
前作AZ70はドライバーサイズが10mmだったのに対して、8mmドライバーと少し小さくなっています。
ですが、新機能のハーモナイザーを搭載してカバーしているのだと思います。
LDACにも対応しているので、ハイレゾ音質を楽しむことが出来ます。
音の広がりも楽しむことが出来るので、静かに音を楽しみたい方や、外でアクティブに音を楽しみたい方、両方に満足できる製品です。
ノイズキャンセリング
EAH-AZ60のノイズキャンセリングはかなりの高レベルです。
高音は構造上消してはくれませんが、ほとんどの音は音楽再生中は聞こえません。
試したところ街中でも信号機の音しか聞こえませんでした。
風切り音も消してくれるので歩行時でも音楽に集中できます。
ノイズキャンセリングがかなりの高レベルなので、歩行時には気を付けたほうがいいです
外音取り込み機能
EAH-AZ60には外音取り込み機能はありますが、個人的にそこまで強くないかなという感想です。
音楽を消した時や音量をかなり小さくすれば自然に聞こえますので、状況に合わせて使うといいかもですね
マルチポイント
EAH-AZ60は2台までのマルチポイントに対応しています。
LDACを使う際はマルチポイントを使用することは不可になります。
マルチポイントとは?
2台の機器と同時接続が可能な機能です。
例えば一台目で音楽を聴いてる際二台目に電話がかかってきた場合、設定を行わずそのまま電話に出ることが可能となります。
JustMyVoice
JustMyVoiceの機能は、声以外の音を除去して相手に伝えることの出来る機能です。
左がJustMyVoiceをオフにした状態で右がオンにした状態です。
テストの為にスピーカーで工事現場の音を流してみましたが、オンオフ時で明らかに雑音の入っている量が違います。
この機能の有無はよく電話をする人にとって選ぶポイントとなりそうです。
装着感
装着感はカナル型なのでしっかりとした着け心地です。
人間工学に基づいて作っているので、疲れにくく外れにくい設計になっています。
イヤーピースも7つサイズが最初からついているので耳によくフィットします。
EAH-AZ60のアプリ
EAH-AZ60はアプリの機能が豊富です。
トップ画面では、接続しているコーデックを表示してくれます。
今回はiPhoneで接続しているのでAACとなっていますが、LDAC対応ではLDACと表示されます。
さらにイコライザも予め入っているのと、自分好みにカスタマイズすることもできます。
EAH-AZ60はイヤホンを探す機能に対応しています。
比較的紛失しやすい完全ワイヤレスイヤホンにとって探す機能があるのは助かります。
EAH-AZ60のメリット・デメリット
EAH-AZ60の気になるところ
EAH-AZ60の気になるところは2つあります。
操作音がちょっとうるさい
EAH-AZ60の最も気になった部分は、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能の切り替えの際の音です。
切り替えるたびに切り替え先のモードの名前を喋るので分かりやすい反面、うるさいなと思うこともあります。
外音取り込み機能が弱め
EAH-AZ60は外音取り込み機能が少し弱めに感じました。
なので、音量を大きくしながら外の音をよく聴きたいという方は注意がいります
EAH-AZ60の良いところ
EAH-AZ60は、今まで聴いたことのある完全ワイヤレスイヤホンの中でも、かなり綺麗な音を鳴らす機種だと感じました。
音質がトップクラス
音質は今までの完全ワイヤレスイヤホンの中で、間違いなくトップクラスに入るぐらいの高音質です。
癖のない心地の良いなのでゆっくりと音楽を楽しむのにすごくいいなといった印象。
音の解像度が高い
EAH-Az60は音の解像度が非常に高いと感じました。
ロックやクラシックなど様々な楽器の演奏がしっかりと聞き取れるので迫力と心地良さがありますね
ノイズキャンセリングが非常に高レベル
EAH-AZ60はノイズキャンセリングのレベルが非常に高レベルです。
三万円クラスの中でも一番いいんじゃないかなと思ったり。
特に風切り音が全く聞こえないのがすごいです。
EAH-AZ60のまとめ
今回はPanasonicの高級オーディオブランドのEAH-AZ60について書きました。
初めて完全ワイヤレスイヤホンを持つ方や、高いイヤホンを初めて買うから失敗したくない人にとってもオススメできるイヤホンだと感じました。
気になる方はぜひチェックしてみてください
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